アミノ酸配列、アライメント、Excel
おうちでできる構造解析
構造生物学に関する備忘録
Home
> その他 > Excelでまとめるアライメント
アミノ酸配列の比較をExcelでまとめる方法を紹介します。 少し手間ですが、色分けや二次構造情報など好きなようにカスタマイズすることができます。
立体構造上の保存度による色分けは以下参照ください。
保存度による色分け
保存度による色分け(chimera編)
アライメントの保存
FASTAファイルのアップロード
ClustalW2
で 比較したアミノ酸配列をまとめたFASTAをアップロードするか、テキストを貼り付けます。 ※ClustalWでもいいのですが、残基番号も自動で入るのでここではClustalW2を使います。
"Submit"をクリック
アライメントの保存
赤い枠の部分をコピーして、適当なテキストファイルに貼り付けて保存します。
こんな感じ
になります。
Excel
Excelで開く
保存したテキストファイルを右クリックして、
プログラムから開く → Microsoft Excel
区切り位置の追加
1つのアミノ酸残基が1つのセルに入るように区切ります。
(1) A列を選択
(2) データ → 区切り位置
(3) "スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ" を選択して、次へ
(4) クリックですべてのアミノ酸残基に区切りを追加して、次へ
(5) 完了
整形
(1) 左上をクリックして、すべてのセルを選択
(2) 上の"数値"を"標準"から"文字列"に変更
(3) 適当な列をドラッグして、16ptに合わせる
(4) A列を選択して、タンパク質名が見えるように幅を広げる
(5) "#"になっている残基番号をダブルクリックして直す
情報の追加
・相同性による色分け
・二次構造情報の追加
・注目するアミノ酸残基の色分け
などなど、必要な情報を追加して完成です。
Powerpoint
完成したアライメントをPowerpointに移行する方法です。
枠線の非表示
表示 → 枠線 のチェックを外す
コピー
必要な部分を選択して、右クリックからコピー
ペースト
(1) PowerPointを開いて、"貼り付け"の下の"▼"から"形式を選択して貼り付け"
(2) 図(拡張メタファイル)を選択
(3) OK
いかがでしたでしょうか。専用のソフトを使ったほうが手っ取り早いかもしれませんが、 Excelを使えば、工夫次第できれいな図が作れるかと思います。お試しあれ。
PyMOL
インストール
基本操作
コマンドの基本
作図に役立つコマンド+α
静電ポテンシャルの表示
疎水性度の表示
保存度による色分け
3DCGプリント
ラベル
分子の重ね合わせ
水素結合
距離の測り方
カメラ方位
リガンド結合部位の表示
電子密度マップ mesh
電子密度マップ volume
電子密度マップ FFT
ボール&スティックモデル
cavityの表示
pocketの表示
相互作用部位の表示
動画の作り方 GUI編
動画の作り方 コマンド編
二次構造の割り当て(DSSP)
透明
温度因子
点変異の導入
おうちでできる構造解析
概要
インストール & 準備
iMosflm
SCALA
Matthews係数
分子置換モデル
位相決定(分子置換法)
分子モデル構築
HKL2000 概要
HKL2000
HKL2000 scalepack2mtz
空間群の決定
HKL2000 ログを読む
3Dプリンター
構造生物学と
3Dプリンター
ソフトウェア
ダウンロード
surfaceモデル
ワームモデル
リボンモデル
サイズの変更 netfabb
その他
蛋白質結晶学四方山話
保存度による色分け
(chimera編)
Excelでまとめる
アライメント
PowerPoint
オリジナルテンプレート
アニメーションGIFの
作り方 giam編
アニメーションGIFの
作り方 ImageMagick編
初めてのPDB登録
CCP4mg動画